普化宗尺八

一音成佛
一本の竹に5孔ある極めてシンプルな楽器「尺八」。
尺八は海外でも高く評価されている。1961年、日本音楽学会の代表としてヨーロッパに渡り、講演と演奏を行った巨匠高橋空山の影響が計り知れないほど大きい。
昔、 尺八を吹く禅宗の一派である普化宗の僧侶たちは、尺八を楽器としてでなく法器として吹いていた。尺八を奏でることにより悟りに達することができる瞑想の手 段として長い間みなされていた。座禅が瞑想に専念するための座位であるが如く、吹禅は禅の吹奏であり、普化宗の古典楽曲を演奏することを通して瞑想の修行 を行うことを意味する。
当サイトでは、普化宗尺八の歴史やその魅力を紹介する。
内なる旅者がしばし歩を止め、日本の偉大なしかしながらあまり知られていない普化宗音楽の世界をお楽しみあれ。




アルバム「阿字観」iTunesにて発売中
1 阿字観 宮川如山編曲
2 一二三調 一月寺
3 調 一月寺・鈴法寺
4 吹合合図 鈴法寺・一月寺
5 瀧落 普大寺
6 小車 忍流尺八
7 十六夜 忍流尺八
8 蒙古恋慕 モンゴルの曲
9 高砂 忍流尺八
10 九州鈴慕 一朝軒
11 虫の音 一節切尺八 高橋空山編曲
12 虚霊 松岩寺
13 京の夜 福原百之助作曲
14 夜坐吟 高橋空山作曲
15 阿字幻想曲 王野蘭山編曲
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