| 1.
鈴慕
行けども行けども地上の旅を行く人間の哀音、その何れより来たって、何れに行くやを知らず、萩のうら風物さびしく地上を送られ行く人間が、天上の音楽を聞いて、これに合せんとするあこがれが即ち「鈴慕」の音色ではないか(「大菩薩峠」鈴慕の巻)
2.
供養
仏や死者に供げ物をし霊を慰める
3.
滝落
人生には順境もあれば逆境もあることを、小川が次第に水量を増し河となって大海に至る過程になぞらへて述べる
4.
江河水
中国民間音楽。出征して帰らぬ人となった夫のことを知り、悲しみのあまり入水した妻のなげき
5.
懺悔
自己の言動・意思につき反省し、罪を犯すまいと誓ふ
6. 夜坐吟
高橋空山師作曲。夜静かに詩を吟ずるも憂国の情抑へ嘆き心境
7.
薬師如来
諸病を除き心身安楽ならんことを願ふ
8.
光明
諸仏の無量の功徳により罪業消滅し安心を得んと祈る
9.
巣鶴
鶴が巣を造り、子鶴が生まれ、成長し、巣立って別れるまでの親子の愛と悲しみ
10. 鈴慕流
鈴慕の変奏曲 |